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「起承転結」で書くべからず

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JQ078_72AWeb サイトを日々更新する中で、コンテンツのまとめかた、とりわけ文章のまとめかたに悩む方は多いと思います。学校で体系立てて教えられていないので (たまたま、大学のゼミの先生が論文の書きかたに厳しくて、鍛えられた…という方はいらっしゃるかもしれませんが)、多くの方は「見よう見まね」で試行錯誤されているのではないでしょうか。

文章のまとめかたのエッセンスを表わす言葉として、「起承転結」という言葉を聞いたことがある方は多いと思います。実際に職場の上司や先輩から、「文章は起承転結でまとめるといいよ」と指導された経験がある方も、いらっしゃると思います。

「起承転結」ではなく「結論から書く」を意識しよう

ところが、エッセイのような「読み物」はともかく、基本的には、Web サイトのコンテンツは「起承転結」で書くべきではありません。そうではなく逆に、「結論から先に書く」ことを意識したいものです。というのも、特にビジネス用の Web サイトにおいては、以下のような傾向があるからです。

  • 紙で出力された文章に比べ、電子的な画面で表示される Web ページの文章は、じっくり読んでもらえない。多くの場合、斜め読みされる。
  • ユーザーは忙しくて、あなたのサイトをじっくり読んでいる暇は無い。
  • Web 閲覧環境が多様化していて、スマートフォンなど小さな画面でアクセスしてくる人も増えている。
  • スマートフォンでアクセスしてくる人は「オフィスの外を移動中」である可能性もある。ちょっとした隙間時間で情報を把握できるかがカギになる。

こうして考えてみると、まず結論 (そのページでユーザーに伝えたいこと) を述べて、そのあとに、結論に至った理由や背景、データによる裏付け、共感できるストーリー、などを展開する…というまとめかたをするのがよいでしょう。

読み手に配慮した「編集」を

「起承転結」というセオリー (?) があまりにもポピュラーなために、「結論から書く」ことに戸惑いを感じる方もいらっしゃるかもしれません。そういう方にはぜひ、「言いたいことをばーっと書く」のではなく、読み手に配慮して「編集する」ことを、心がけていただきたいと思います。

  1. まずはじめに、コンテンツの骨子を箇条書きでまとめます。箇条書きの最初の項目には、結論を書きます。ふたつ目以降の項目で、その結論をサポートする内容を挙げてゆきます (理由、背景、データ、など)。
  2. 箇条書きができたら、その箇条書きを上から下までざっと読んでみます。ひとつの話としてつながりがあるか、論旨が明確ですっと頭に入ってくるか、といった点に気をつけるとよいでしょう。話の流れに不自然さが感じられるのであれば、箇条書きの項目順を入れ替えたり、足りない項目を追加してみたり、あるいは話の主旨にあまり関係ない項目は思い切って削除したり…といった修正を加えます。
  3. 箇条書きが固まったら、各項目に肉付けする形で、文章を起こしてゆきます。箇条書きの各項目ごとに小見出しを付けると、さらに読みやすい文章になります。

いかがでしょうか。皆さんのコンテンツ更新時に、参考になれば幸いです。

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