「コントラスト効果」というキーワードを耳にしたことはありますか?
聞いたことがない人でも、ほとんどの人が体験したことがあるはずです。
すっぱいものを食べた後に甘いものを食べるとより甘く感じるといったような、複数の刺激を接近して与えられた結果生じる刺激の強化作用を「コントラスト効果」と言います。
ウェブサイトにおける目標達成(コンバージョンといいます)の成果を高める上でも、コントラスト効果を意識した設計は役に立ちます。
たとえば、見込み顧客情報の取得がゴールであれば、「見積もり依頼」ボタンのすぐ隣に「資料請求」ボタンを配置することで、資料請求への心理的負担が和らぎ請求数向上の可能性があります。商品注文がゴールであれば、より高価な商品と対比して並べることで、売りたい商品を安く感じさせることができます。
このように、読む人たちの心理負荷にも考慮しながら、サイトの導線設計をしましょう。