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第2回 : 海外サイトで「失礼な表現」をしないために

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海外向けのウェブサイトでは、英語などの外国語を用いてサイトを構築していきます。

外国語サイトであっても、内容や表現に誤りがあってはいけません。ところが、製品のスペックやサービスの価格といった「内容」と比べ、言語や文化への深い理解が必要な「表現」は誤りに気づきにくく、そのまま公開してしまうことがあります。

そこで、海外サイト運営コラムの第2回目では、「内容は正しいが表現がおかしい」というコンテンツを公開してしまうリスクと、その回避方法を紹介します。

意図せず「失礼な表現」をしてしまうリスク

リアルタイムに意思疎通をとる必要から、話し言葉(会話)では不自然な表現も許容される側面があります。

しかし、推敲や校正ができる書き言葉(文章)では表現の正確さも求められます。ウェブサイトに不自然な表現があれば、企業内のチェック体制の不十分さを閲覧者に印象づけるには十分でしょうし、文章の読みにくさからビジネスの機会損失になることもあります。閲覧者の母語でスムーズにサポートが受けれるかどうかは、製品やサービスの価格や品質と並んで重要な要素です。

さらに「失礼な表現」によって、顧客を怒らせ、ブランド価値を毀損するリスクもあります。ちょっとした言葉の言い回し、文化や宗教の観点で礼を失した表現、不吉であると解釈される配色やデザイン、ロゴなど、思わぬところにリスクが潜んでいる可能性があります。知らなかったでは済まされない問題になることもあるので、コンテンツ表現においては、これらも未然に防止できるよう、ネイティブスピーカーにチェックを依頼するなど十分な対策をとることが必要です。

標準的なチェックフロー
(1)原文でコンテンツを作成
(2)各国語へ翻訳
(3)各国語のネイティブスピーカーのチェック
(4)公開

ガバナンスのスコープを合意形成しよう

ネイティブスピーカーにチェックを依頼しても、その人の言語的スキルやビジネスドメインに対する理解度によって、品質が定まらない可能性もあります。難しい問題ですが、全社的なウェブガバナンスの一環として、レベルの底上げにつながる取り組みをしていくべきでしょう。

海外の支店や子会社、販売代理店などとの間で、表現に関するガイドラインを策定し、合意形成しましょう。はじめは簡単な「べからず集」でも十分です。少しずつ知見を蓄積してガイドラインを充実させていくことで、自社のブランド表現のノウハウ集として発展させることが期待できます。

これには海外との継続的なコミュニケーションが不可欠であり、簡単なことではないでしょう。しかし海外ビジネスを展開するうえで、現地との意思疎通はいずれにせよ欠かせないものです。その一環として、コンテンツ表現についても共通認識の対象としてぜひ意識を持っていただけたらと思います。ビジネスの成功、顧客満足の向上を互いの共通の目標とすれば、現地の協力を得ることはさほど難しくないと思います。

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