サイトの更新度合いでSEOの評価が変わるって聞きましたが、そもそも何故、コンテンツが重要とされるのでしょうか?
コンテンツは、ウェブサイトから発信する情報内容そのもの
ウェブ業界では昔から「Content is King (コンテンツは王様である)」という格言 (?) があります。
ウェブサイトを作るにあたっては、サイト構造、情報設計、ビジュアルデザインなど、いろいろ考えなければならないのですが、いちばん大事なのは、コンテンツ、つまり ウェブサイトから発信する情報内容そのものです。
なぜ大事なのか?
なぜ、ウェブサイトにとってコンテンツが大事なのでしょうか。「集客」と「顧客満足」のふたつの面から考えることができます。
コンテンツと「集客」
ウェブサイトへの集客方法として、もっともポピュラーなのが、検索エンジン経由によるものです。検索エンジンでは、ユーザーの欲求が検索キーワードという形で表現され、そのキーワードと関連の深い ウェブページが、優先的にユーザーに提示されるという仕組みになっています。
このことはつまり、コンテンツの充実度合いが、集客に影響することを意味します。コンテンツが「しょぼい」ということは、すなわち「機会損失」に直結しているのです。
コンテンツと「顧客満足」
検索エンジンなどを通じてユーザーに来訪してもらったとしても、そのユーザーの期待に沿うことができなければ、ユーザーはサイトから離脱してしまいます。
ユーザーをサイトから離脱させないために、さらに、ユーザーの欲求を満たし、満足してもらうためには、やはりコンテンツが充実していることが不可欠です。コンテンツが「しょぼい」ということは、すなわち「顧客満足の低下」に直結しているのです。
大事なのはコンテンツを更新し続けること
ウェブサイトを新規で作ったりリニューアルしたりすると、その公開をもって満足してしまう人が多いものです。しかし、ウェブサイトを、真にビジネスに貢献する手立てとしてフル活用したいと考えるならば、より大切なことは、サイト公開後もコンテンツを更新し続けることです。
一見して美しい/かっこいいウェブサイトであっても、適切なコンテンツが無ければ、何の意味もありません。逆に、コンテンツが質、量ともに充実したウェブサイトであれば、その分、上記で触れた「集客」と「顧客満足」が向上することが期待できます。地道な努力なしには成し得ないことではありますが、ウェブサイトの運営を担当されるみなさんには、ぜひ、粘り強く、良質なコンテンツを創り続けていただきたいと思います。