SEOとは
インターネット利用者の70%以上がYahoo!やGoogleを利用して知りたい情報を探しています。いくら魅力的な商材があり、それを紹介するコンテンツを用意していても、検索エンジンでヒットせず、顧客に見つけてもらえなければ意味がありません。 SEO設計とは、検索エンジン上での検索需要を調べ、ウェブサイトへの集客対象としてねらうべき対象を選び、検索結果で上位表示できるようにするための検索エンジン最適化をおこなう方法を設計することをいいます。
SEOの手法詳細
SEOの効果を高めるポイント
「見込み顧客が困ったときに探している」キーワードでランクインさせる
検索数が多いキーワードが成果につながるキーワードとは限らない
たとえば、地方の花屋さんがウェブで集客したいの場合、「花」というキーワードでの検索は月間何万回もありますが、花を買いたい人もいれば、花屋で働きたい人もいれば、花について調べている人もいます。沖縄の人もいれば北海道の人もいます。そのようなキーワードは検索総数は多くても実際の顧客になる人が検索している回数は1%にも満たないです。 一方、「ブリザードフラワー 贈り物 無料配送」「イングリッシュローズ 花屋 渋谷区」といったキーワードでの検索は、月間数十回~数百回しかありませんがお客さんになってくれる確率が非常に高いキーワードです(御社の強みとマッチしていれば)。さらに、このような具体的な検索キーワードは競合他社が目をつけていないことが多いため、検索エンジンでの上位表示競争が激しくありません。 一つひとつは少ない母数でも、ネット上にはこのような本気度の高い検索が大量のパターンがありますので、丁寧にキーワード選定をおこなえば、「塵も積もれば山となる」で見込み度が高いユーザーをサイトに呼び込むことができるようになります。
大事なことは、定めたウェブ戦略と照らしあわせて、検索数×競合性×重要度×潜在顧客率の4つの指標を掛けあわせて一つひとつのキーワードを丁寧に評価し、自社の事業戦略や顧客像とマッチするキーワードを選ぶことです。
SEOもPDCA改善が不可欠
キーワードの埋め込みなどの対策実施後、定期的にSEO順位観測(調査キーワードでの検索結果表示順位やランディングページの実績調査)やウェブ解析(キーワードごとの閲覧の質やコンバージョン実績調査)などをおこないます。 選んだキーワードは適切だったのか?、さらに注力すべきキーワードは?、ランディングページは適切だったか?などを検証し、次なる施策を実行することで、継続的なサイト改善が実現できます。
Googleの思想を理解する
検索エンジンのアルゴリズムとは、Googleの思想そのものです。それはつまり、「利用者にとって“有益”な情報を上位に表示させる」ことです。 小手先のSEOテクニックに振り回されるのではなく、この原理原則に基づき、有益なコンテンツの更新を地道に続けていくことがSEOの基本です。
スパム的な手法に頼らない
SEOには大きく分けると、他社サイトからの被リンクを最適化する「外部施策」と自社サイトの中身(コンテンツの表現方法)を最適化する「内部施策」のふたつの手法があります。
かつては、外部施策として有料相互リンク集に登録して被リンクをかき集める手法や、内部施策として類似するコンテンツを大量に作成する手法がありましたが、現在はどちらも悪質な手法として禁止されています。このような手法を用いると、Googleにペナルティとみなされ、大きく順位を下げられてしまったり、検索結果に表示すらされなくなってしまいます。 本来のSEOとは「顧客にとって有益な情報を正しく発信すること」です。そのため、あやとりでは「内部施策」を中心にSEOをおこないます。時間はかかりますが、中長期的にサイトの価値を高められるため、持続的なSEOが実現できます。
よくいただくご質問
SEOとはSearch Engine Optimizationの略で、日本語では「検索エンジン最適化」を意味し、想定顧客が検索エンジンを使って検索したときに、検索結果の上位にみずからのウェブサイトが表示されるように工夫することをいいます。
ユーザーが最初に来訪するページのことをランディングページと言います。検索エンジンを利用する場合は、検索結果に表示され、クリックしたときに最初に表示されるページのことになります。 検索結果の上位に表示させること自体が目的ではありません。成果につなげるためには、検索結果の何位に表示されたかだけではなく、どのページにランディングさせるか?についても工夫することが大切です。 詳しくはコラム「ランディングページを最適化しよう」をご覧ください。
検索エンジンは「アルゴリズム」と呼ばれる独自のサイト評価の指標をもっており、それに基づいて検索結果ページに表示させるウェブサイトの表示順位を決めています。「アルゴリズム」は公開されていませんが、実験を繰り返すことで、「この対策をすれば有効なのではないか?」ということを見つけています。