ウェブ活用方針策定

    強みを再定義しウェブサイトのあるべき姿を描く

    おすすめ資料/動画『戦略的ウェブ活用のキホン』
    この資料/動画をダウンロードする

    ウェブ活用方針策定とは

    ウェブ活用方針策定とは、経営計画や事業計画にのっとってウェブサイトのあるべき姿をプロジェクトメンバーで議論を重ね、その結果をウェブ戦略策定書にまとめることです。 ウェブサイトの達成目標や改善方針を明文化することで、プロジェクトメンバーであるべき姿を共有(合意形成)し、プロジェクトの進め方の道筋をたてることができます。自社の強みの再定義にもつながるため、事業戦略そのもののブラッシュアップにも貢献します。

    ウェブ活用方針策定の手法詳細

    コンセプトワークショップ

    ワークショップ当社オリジナルのワークシートを利用して、プロジェクトメンバーでのディスカッションを繰り返し、ウェブサイトのあり方を練ります。

    議論する内容は、下記を含め多岐に渡ります。
    • 事業目的の再確認(私たちの事業はなにか?)
    • プロジェクト推進方針(誰が、いつまでに、何をするのか?)
    • 目標設定(何をもって成功とみなすのか?)
    • 顧客の定義(私たちの顧客は誰か?)
    • サイト設計方針(情報設計やデザイン制作に向けての基本方針)
    • プロモーション方針(集客のための戦術)
    • 運営体制(PDCAを円滑に回すための更新運用体制や効果検証方針)

    アウェーミーティング(合宿)

    アウェーミーティング自社オフィスなど「ホームな環境」で会議をおこなうと、日常業務で遮られたり、固定観念に縛られたりしてしまい、アイデアが拡がりにくい場合があります。

    そのため、研修施設や当社オフィス(壁一面ホワイトボード)など、「アウェーな環境」で合宿形式で会議をおこなう機会も設けることで、アイデアを拡げやすくし、ウェブ戦略の精度を高めます。

    リニューアル企画書(ウェブ戦略策定書)作成

    ウェブ戦略策定書作成議論した内容をウェブリニューアル企画書としてドキュメント化し、プロジェクトの「共通言語」とします。 新たに設計書などが作成された際に、「企画書」に立ち返って、定めた方針とずれがないかを常に確認することで、練ったアイデアが実際のウェブサイトに落とし込めるようになります。 また、これにより、将来ウェブ担当者が交代する際の引き継ぎも円滑にできるようになります。

    ウェブ活用方針策定の効果を高めるポイント

    「一般論」ではなく、「自社にとってどうなのか」を考える

    企業の数だけ、ウェブサイトの役割やあるべき姿は変わります。「一般論」として他社の成功事例をまねるのではなく、組織の事情を考慮し、「自社にとってのどうなのか」という視点でウェブ戦略をを練ることが重要です。

    「参加者」と「環境」が大事

    質の高いコンセプトワークをおこなうためには、「誰が参加するのか」と「どのような環境でディスカッションをするのか」がとても重要です。 「誰が参加するのか」については、顧客視点を大事にするためにも、ウェブサイト運営に直接かかわるメンバーだけでなく顧客と接している業務部門のかたに参加してもらったり、入社年数が長くない「一般目線」に近い人物に参加してもらったりするのも有効です。 「環境」については、堅苦しい会議にならないよう、場所や雰囲気づくりに考慮する必要があります。
    ワークショップをおこなうメンバーと環境が大事


    業者選定の「前」におこなう

    ウェブ活用方針策定(コンセプトワーク)は、実際にサイトを制作してもらう業者を選定した後におこなうことと誤解されがちですが、業者選定前におこなうことが望ましいです。 なぜならば、「ウェブサイトで何を実現したいのか?」は経営計画や事業戦略を理解している「中の人」でしか描けません。また、策定した方針によって発注すべき内容(発注要件や選定基準)が変わります。したがって、明確な方針定義がないまま先に業者選定を進めてしまうと、やりたいことに適さない業者を選んでしまうリスクがあります。 ウェブ戦略策定は業者選定の前におこなう


    よくいただくご質問

    A

    事業計画(事業戦略)を密接に連動するウェブ戦略を検討するため、マネージャー層にも一緒にプロジェクトに参加していただくことが理想です。 担当者レベルで進める場合においても、必ず経営者、マネージャー層のかたにもできあがったウェブ戦略策定書を確認/承認いただいたうえで次の工程へ進むようにすることが望ましいです。 また、ウェブ担当を主体的におこなう部門が中心となって進めることになりますが、議論の内容ごとに関係する他部門のメンバーにも参加してもらえるとよりよいです。コンセプトワークを通じて、ウェブサイト以外で何をすべきかについての気づきが得られ、各部門の活動へのフィードバックや部門間連携を強化する機会になることも多いです。

    A

    おおむね2ヶ月~4ヶ月となります。(業種、対象とするウェブサイトによって変わります。規模が大きい場合や複雑な事情があるより長くなる場合もあります)

    A

    ウェブサイトは、企業や事業を映し出す鏡です。コンセプトワークなし、他社のウェブサイトをマネて作ったのでは、きれいなウェブサイトになるかもしれませんが、自社の事業戦略と足並みをそろわず、事業に貢献することにはなりません。だからこそ、経営計画や事業戦略に基づいて、自社ならではのウェブサイトのあり方を定義することが大事です。

    関連サービス


    Web戦略の技術情報トップへ戻る

    無料オンライン相談受付中!ウェブ戦略の専門家が
    ご相談を承ります!

    ウェブマーケティング担当者必見!

    ウェブ戦略お役立ち資料

    お役立ち資料のダウンロードや
    セミナーのアーカイブ視聴が無料でできます。
    ページの先頭へ