リニューアルプロジェクトマネジメントとは
近年ではウェブサイトが企業活動に果たす役割が拡大した結果、リニューアルプロジェクトにかかわる社内外の関係者も増ました。それに伴い、ウェブサイトのリニューアルプロジェクトの成否は、ウェブマネージャー(社内のプロジェクトマネージャー)によるプロジェクト管理力に大きく左右されることになりました。
しかし、ウェブサイトリニューアルが3年~5年に1回の頻度で実施されることが多いなかで、前回のリニューアルを担当した社員が退職していたり、異動によってリニューアルプロジェクトを経験したことのない別の社員が担当者に任命されたりする中でプロジェクトをスタートしなければならない企業も多いです。このような異動や離職に伴い、社内にウェブ運営に関するナレッジが連綿と受け継がれていないことも、プロジェクトを進めるうえでの重い課題のひとつです。
当社では以下のような手法を用いて、プロジェクトマネジメントを支援します。
リニューアルプロジェクトマネジメントの手法詳細
リニューアルプロジェクトマネジメントの効果を高めるポイント
プロジェクトメンバー以外の社員(部門)をどのように巻き込むかが重要
ウェブサイトへの要求事項も増え、社内のさまざまな立場(部門)の人がウェブサイト運営にかかわるようになりました。 プロジェクトの主要メンバーを誰にするかも重要ですが、プロジェクトメンバー以外の社員(部門)をどのように巻き込んでいくかが重要です。
プロジェクトメンバー以外の社員にもウェブサイトへの興味関心を持ってもらい、ときには協力をしてもらいながらリニューアルプロジェクトを進めることで、全社的にウェブ活用に取り組む文化や風土が生まれます。
「ジョイントベンチャー形式」での発注形態も視野に入れ、専門家のスキルを引き出す
ウェブ技術の進歩が早く、求められる専門性が高まった結果、かつてのように「一社丸投げ」での業務発注ができなくなりました。 より成果を高めるために、デザインはA社、ウェブ広告管理はB社、システム開発はC社など専門領域ごとに発注先を分ける「ジョイントベンチャー形式」のリニューアルプロジェクトチームを構築するケースが増えてきています。
専門性が高まる一方、社内のウェブマネージャーによるプロジェクト進行管理の難易度が増してきてるため、複数外注業者を適切に管理し、専門家のスキルを引き出すための管理体制の整備が重要です。
複合的なご要望にお応えするため、当社自身のウェブ戦略やプロジェクト管理の強みを軸に、パートナー企業と連携して最適なプロジェクトチームの構築を支援します。
社内へのノウハウ蓄積に配慮しながらリニューアルプロジェクトを進める
ウェブサイトはリニューアルがゴールではなく、リニューアル後の運営のなかでPDCA改善を進めていかなければ成果は出ません。
社内プロジェクトメンバーへのノウハウ蓄積に配慮しながらリニューアルプロジェクトを進めることで、リニューアル後も社員が主体となって戦略的にウェブサイトが運営できるようになります。