ウェブサイト運営マネジメントとは
ウェブサイトの運営業務は、大きく分けると新規構築やリニューアルをおこなう「構築フェーズ」と、日々の運営をおこなう「運営フェーズ」があります。リニューアル構築などは一大プロジェクトとなるため、目立ちますが、期間で考えると大半は「運営フェーズ」です。
運営フェーズにおいても重要なことは、ウェブマネージャー(企業内のウェブサイト管理責任者)が意思決定し、外注業者や社内の関係者と協力関係を築きながら主体的に運営をすることです。
ウェブサイト運営マネジメントとは、ウェブマネージャーが中心となって日々のサイト運営をおこなう際のマネジメント業務のことを言います。あやとりでは、ウェブマネージャーのサポート役として、サイト運営マネジメントを後方支援します。
ウェブサイト運営マネジメントの手法詳細
課題管理
日々のサイト運営の中で生じた課題や施策案を管理表にまとめ、優先順位づけをしたうえで、ステータス管理をします。
「やること」だけでなく「やらないこと」や「保留(先送り)」したことも管理表に記録として残しておくことで、意思決定結果を一元管理し、社内のウェブ担当者や外注業者が変わるなどの節目の後も、持続的に管理ができるようにします。
ウェブサイト運営委員会の開催支援
大組織になるほど「社内の組織を動かす」ことの難易度が増します。
社内の役職者に向けて必要な情報提示をし、適切な意思決定ができるようにうながすことや他部門との協力関係を継続的に築くことももウェブ担当者の役割です。
そのための機会を作る方法のひとつが、定期的にウェブサイト運営委員会を開催することです。
大手企業でウェブ担当をしてきた経験もいかし、組織調整の支援をおこないます。
制作会社などへの指示/受け入れ検査
運営フェーズにおいても、ウェブサイト運営委員会での決定事項に基づき、さまざまなことを外注業者に発注します。
適切な発注指示を出し、要望に合致した成果物を納品してもらえるようにします。
年間計画の作成支援
ウェブ担当者にとって日々のサイト運営のなかで難しい業務のひとつが、「来期の予算をどの程度確保すべきか」ということを判断し、年間計画を作成して、社内承認を得ることです。
稟議プロセスや組織体制など、企業によって異なる事情も考慮し、年間計画作成を支援することで適正規模の来期予算確保をおこないます。
ウェブサイト運営マネジメントの効果を高めるポイント
ウェブ担当者の異動や外注業者変更にも備えた管理をおこなう
定期的な異動や退職に伴い、社内ウェブ担当者が変更となる場合があります。同じように、何らかの事情で外注業者を変更しなければならない場合があります。そのようなときににスムーズな引き継ぎができなければ、持続的なPDCA改善が滞ってしまいます。
サイト運営マネジメントにおいては、このような社内外の担当者変更を考慮して日々の運営をし続けることによって、いざというときに備えられる強いチームができます。
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