IT技術の進歩はすざまじく、ウェブマーケティングにおいてはもはや「なんとかなるだろう主義」のサイト運営では成果が得られなくなりました。制作会社に丸投げしたのでは、事業計画や営業戦略に基づく戦略運用はできず、成果に結びつきません。
さまざまなステークホルダーが社内外に存在するなかで、組織の意図をくみ取って合意形成をし、プロジェクト関係者が同じベクトルに向けるためのマネジメント力が重要です。そのために大事なことは、社内ウェブ担当者が適切なスキルを身につけ、外注業者管理も含めて主体的にマネジメントをしていくことです。
「プロジェクトマネジメント」と聞くと、リニューアルプロジェクトばかりが頭に浮かびがちですが、数年に1回のウェブサイトリニューアル時だけでなく、日々の運営時のマネジメントも重要です。また、企業としてのウェブ担当者の人材像を明確にし、企業としての成長にあわせて、ウェブ担当者育成を継続的におこなうことも欠かせません。