部門によって異なる要望に耳を傾け後方支援策を練る

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関連部門ヒアリングとは

企業の企業活動に与えるウェブサイトの影響度は高まり、ウェブ活用の目的や用途も拡大してきました。それに伴ってウェブサイトへの要求事項も増え、社内外のさまざまな立場の人がウェブにかかわるようになりました。

ウェブ担当部門だけでウェブ戦略を練っても、事業の実態(業務実態)とかい離したウェブサイトになってしまいます。事業の成果に貢献するウェブサイトにするために、関連部門へのヒアリングをおこなうことで、各部門の業務内容や活動を把握し、部門によって異なる要望(ウェブサイトに求める役割)を吸い上げ、各部門の業務の後方支援へとつながるウェブサイトのあり方を考えます。

関連部門ヒアリングの手法詳細

ヒアリング対象者の選定

ヒアリング対象者の選定組織図に基づき、各部門の業務内容を確認したうえで、面談をすべき対象部門、対象者を選定します。

そのうえで、ウェブ戦略を練るにあたって、各部門に「どのようなことを聴くべきか」「どのようなことを伝えるべきか」を整理します。

個別面談

個別面談複数名での面談では、本音を聞き出しにくい場合や、一人ひとりにじっくりと会話をすることが望ましい場合は、個別面談にてヒアリングをおこないます。

社内ウェブ担当部門(ウェブマネージャー)の方には同席していただく場合もありますが、社内関係者がいると面談相手が話しにくい場合は、席を外していただいて面談をおこないます。

グループインタビュー

グループインタビュー複数部門、複数名で一緒になって話をしたほうが、アイデアが膨らんだりする場合は、グループインタビュー方式でヒアリングをおこないます。

普段は関わり合いが少ない他部門の人同士が集まるため、部門間の意見交換や業務の相互理解を深める機会にもなります。

関連部門ヒアリングの効果を高めるポイント

部門によって異なる要望を吸い上げ、ウェブサイトの役割を考える

顧客との関係のすべてをウェブサイトが担うわけではなく、各部門の活動(顧客との接点)と密接に絡み合いながら顧客関係を築いています。そのため、各部門がどのような業務をしており、顧客との間でどのような情報のやり取りをしているのかを把握したうえで、「各部門の活動を後方支援するためにウェブサイトで何ができるか」を考えることが重要です。

そのうえで、部門によって異なる要望を吸い上げ、各部門の業務に貢献するウェブサイトの役割を考えます。
ただし、まずは要望をすべて吸い上げたうえで、すべての要望をそのまま実行に移すのではなく、全体を俯瞰したうえで、顧客視点に立って「本当に必要なやるべきことなのかどうか」を精査することも必要です。


関連部門ヒアリングは、社内関係者の「ウェブサイトへの関心」を高めるチャンス

意外とよくあるのが「社員が自社サイトを見ていない」ということです。
「自社サイトなんて見たことがない」「こんな情報が自社サイトに載っているなんて知らなかった」「ウェブ担当部門や何をやっているのかよくわからない」といった話を聞く機会が多いです。
実は、このような社内の無関心がBtoB企業がウェブ活用を推進するうえでの一番の障壁になります。
関連部門ヒアリングは、各部門の状況を聴く機会である一方で、ウェブ担当部門の活動内容を伝え、ウェブサイトへの関心を高める機会にもなります。
社内関係者の「ウェブサイトへの関心」を高めるチャンス


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