ビジネスプロセスマップとは
ビジネスプロセスマップとは、「顧客の行動シナリオ」と「自社の各部門業務」の両面からサービスプロセス全体を1枚の図にまとめたものです。 顧客接点に沿って自社各部門の活動を図式化することで、プロセス全体を俯瞰して課題整理し、業務改善やデジタル活用のポイントが検討できます。
営業やマーケティングのDXを進めるうえでの課題
- 何から手をつけるべきかわからない
- 自社の業務プロセスにおいて、どこに課題があるかがはっきりしていない
- 部署間の縦割りが解消されず、推進体制が整っていない
- 各種ツールを入れたりしてみたものの、うまく効果にあらわれない
- ウェブサイトにどのようなコンテンツや機能を設けると効果的かアイデアが浮かばない
- インサイドセールスチームを拡張・新設したいがどういうチームにすべきか悩んでいる
秘訣は!?
ビジネスプロセスマップをつくることで、
分断されているデータ、システム、活動、組織を
「つないでいく」こと
ビジネスプロセスマップを作成することで取り組めること





価格/支援プラン
作成対象とするビジネス領域や事業の特殊性、組織体制によって異なります。
御社のご事情に合った最適なご提案をするため、ヒアリングをおこなったうえで費用や支援方法のご案内をしています。詳しくはご支援の流れをご覧ください。
ビジネスプロセスマップ作成の流れ
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ステップ1
オリエンテーリング
御社事務局メンバーの皆さんとビジプロに取り組む目的について共有し、進行方法の作戦を練ります。現状のビジネスプロセスについて概略を確認し、ビジネスプロセスマップのフレームを設計します。
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ステップ2
現状ビジプロ作成ワークショップ
現状について模造紙を使って図式化するワークショップをおこないます。どなたをワークショップメンバーに入れるかが重要です。ワークショップ後、当社でプロセス図をデジタル化します。
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ステップ3
現状ビジプロへの考察/課題整理
現状のビジネスプロセスを考察し、解決すべき課題やボトルネックになっている箇所を整理します。
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ステップ4
目指すべきビジプロ作成ワークショップ
整理した課題を読み合わせながら、今後実現したいビジネスプロセス案を検討します。
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ステップ5
アクションプラン検討
目指すべきビジネスプロセスを実現するためのアクションプランをリストアップし、取り組み方法を詰めます。
支援事例
大手ハウスメーカーの販売会社
顧客との長期にわたる関係づくりのため、部門間連携強化に活用

ビジプロを作成した背景
数十年という顧客との長い関係づくりをより強固にするため、マーケティング部門や営業部門、サポート部門など、顧客と関わる部門が一緒になってビジネスプロセスマップを作成しました。その後の取り組み
これにより、デジタルシフトがもたらした顧客接点の変化について共通理解が深まりました。時代に適した顧客関係をつくるための施策を棚卸しして、優先順位をつけて実行しています。
自動車関連企業
DXに取り組むプロジェクトの推進チームづくりとして活用

ビジプロを作成した背景
事業部門ごとに縦割りで分断されてしまっており、隣の部署が何をしているかわからない状態でした。 共同でビジネスプロセスマップ作成に取り組むことで、組織が一体となってDXを推進するための考え方をすり合わせました。その後の取り組み
作成したビジネスプロセスマップで全体を俯瞰したうえで、業務領域ごとに深堀して詳細分析をしました。 これをきっかけに、IT活用による投資対効果を検討し、DXに取り組むプロジェクトが発足しました。
製薬会社
営業接点をデジタルに置き換えていくための戦略立案に活用

ビジプロを作成した背景
製薬業界では法改正や業界規制によって、従来のMRによる訪問営業中心の活動が困難になりました。 営業接点をデジタルに置き換えていくための戦略を練るために、ビジネスプロセス作成に取り組みました。その後の取り組み
オンラインを活用した顧客接点の創出をする取り組みへと進んでいます。さらに、役員会議でビジネスプロセスマップが業務改革のヒントになると評価され、さまざまなプロジェクトで活用することになりました。