
業種 | 半導体メーカー |
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事業内容 | 半導体製造装置の開発・製造 |
売上高 | 約5,000憶円 |
従業員数 | 約5,000名 |
部門横断による開発業務プロセスの可視化と改革支援
- 事業部門のプロセスが複雑化し、市場での競争力が低下していた
- 間接部門が事業部門の課題を把握できず、有効な支援ができていなかった
- コア業務に集中できる環境を整えるための、支援体制の再構築が急務
- 「顧客」である事業部門の業務を可視化し、課題やニーズを深く理解
- エンドユーザーの課題解決をプロアクティブに検討・提案する体制へ転換
- 事業部門が付加価値の高いコア業務に注力できる環境の実現に繋がった
プロジェクト概要
複雑化する製品開発プロセスにおける部門間の連携強化と、将来の事業環境の変化に対応できる強固な組織体制の構築が課題となっていました。
属人化していた業務やつながりを可視化し、組織全体の課題認識を共有することで、継続的な業務改善とDX推進に向けた土台を構築するための、ビジネスプロセスマップ作成でご支援させていただきました。
課題背景
D社の製品開発プロセスにおいては、複数の部門が関わり合い、多岐にわたる支援要求が寄せられ、業務のつながりが複雑化していました。
組織としては、「どこに本質的な課題があるのか」「どの業務を効率化・高度化すべきか」といった全体最適の視点での共通認識を持つことが求められていました。
ご支援内容
業務プロセスを可視化し、組織横断での課題発見と解決策の議論を促進するため、「ビジネスプロセスマップ作成ワークショップ」を提案、主要部門のキーパーソンが一堂に会するワークショップを実施し、多角的な視点から業務プロセスを洗い出しました。
全体最適の視点から、今後のビジネス及び開発業務の効率化や、AI・DXといった新技術導入の可能性について検討する土台を構築しました。
成果
今回の取り組みにより、社内の部門横断的な連携が促進され、継続的な業務改革に向けた大きな一歩となりました。各部門でブラックボックス化しがちだった業務プロセスと、そこに潜む課題が可視化され、組織全体で「全体最適」に向けた議論を始めるきっかけが生まれました。
今後、このビジネスプロセスマップをさらに詳細化し、全社的な業務改革へとつなげていくことが期待されます。