
業種 | 食料品卸売業 |
---|---|
事業内容 | 食品の卸売事業 飲食店向け経営コンサルティング事業 |
売上高 | グループ合計約800億円 |
従業員数 | グループ合計約3,000名 |
「顧客視点」という共通言語が、組織変革とDX推進の原動力に
- M&Aで事業は多角化したが、グループとしての連携が取れていなかった
- 各社の業務プロセスが異なり、顧客情報などもバラバラに管理されていた
- 拠点ごとに業務が異なり、サービスの品質がバラバラだった
- 経営層から中堅・若手まで垣根を越えて、顧客視点であるべき姿を対話
- 一気通貫で業務プロセスを可視化し、グループ全体の業務連携の形を模索
- 新たなWebシステム導入の要件定義やグループシナジー創出の土台に
プロジェクト概要
M&Aで事業拡大や多角化経営を業界内で確固たる地位を築くB社。しかし中期経営計画の達成と、その先の大きなビジョン実現に向け、従来のやり方に限界を感じていました。私たちは単なるサイト改修ではなく、事業間の横連携強化のためにリニューアルのプロセスを通じた事業と組織の変革をご提案。
部門の壁を越えて「顧客への価値提供」という共通目的を確立し、DX推進の強力な基盤となる組織の一体感を醸成しました。
課題背景
ウェブサイトのシステム改修が検討される一方、より根本的な課題として、中期経営計画や経営ビジョンを実現するための、従来の手法に限界を感じておられました。事業成長のために次の一手をどう打つべきか、その方向性を模索されている状況でした。
ご支援内容
まず、経営層・マネジャー層・現場社員・アルバイトまで、組織の垣根を超えたメンバーで「顧客視点での業務プロセスを徹底的に可視化」するビジネスプロセスマップワークショップを実施。「顧客への価値提供」という、部門を横断した揺るぎない共通目的を確立しました。
また戦略的ウェブ活用に必要な知識を体系的に学ぶ講座や、プロジェクトの担当者様が直面する課題に寄り添い、的確なアドバイスを提供する伴走支援をおこないました。
成果
部門の壁を越えて共通目的ができたことは、今後の事業連携や全社的なDX推進の強固な基盤となりました。また、一連のプロセスを通じて、B社は外部の支援に頼るだけでなく、自社の未来を自分たちで描き、実行していく「自走できる組織」への変革をスタートされました。