
業種 | 総合教育サービス |
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事業内容 | 幼児から社会人までを対象とした総合教育サービスの提供 |
売上高 | 約260憶円 |
従業員数 | 約2,000名 |
#Webサイト活用 #デジタルマーケティング立ち上げ #データ活用 #マーケティング/営業連携 #ビジネスプロセス可視化
部門横断による開発業務プロセスの可視化と改革支援
- 主力事業で、デジタルマーケティングにおけるCRM強化が急務だった
- M&Aで事業を多角化して拡大してきたが、事業間での顧客情報共有やプロセスが分断されおり、統合管理ができていなかった
- 事業横断のLTV向上が課題
- 主力事業の顧客体験を可視化し、CRM強化のボトルネックを特定した
- 各事業の顧客接点を整理し、グループ横断での連携方針を策定
- 全社的な顧客基盤の構築と、継続的なLTV向上への道筋をつけた
プロジェクト概要
サイトリニューアルの必要性は認識されながらも、経営層と現場担当者の間でスケジュール感に大きな隔たりがありました。
ビジネスプロセスマップを用いることで、それぞれが漠然と抱えていた課題感を言語化・可視化し、対話の土壌を作るところからご支援しました。経営層からの率直な意見、現場の担当者からの専門的な視点をかけあわせ、単なるサイトリニューアルに留まらない、事業全体の成長を見据えた戦略的な一歩を踏み出すことができました。
課題背景
複数のブランドで学習塾を展開していましたが、Webサイトがサービスごとに分断され、事業間での連携が取れていない状態でした 。
また、ブランドイメージが当時のサイトからはユーザーに伝わりにくく、潜在層に魅力が届いていないという課題感がありました 。
ご支援内容
課題の全体像を把握し、関係者の目線合わせのためのビジネスプロセスマップ作成ワークショップを実施しました。複数の本部長クラスにご参加いただき、事業を横断する形で現状の顧客接点やマーケティング施策を可視化、Webサイトが担うべき役割と課題を全社視点で洗い出しました 。
経営層が抱く「スピード感」と、現場が求める「戦略的な土台作りの重要性」をすり合わせ、短期的に着手できるサイト改善と、中長期的に取り組むリニューアル戦略の策定を並行して進めるという方針への合意形成を支援しました。
成果
経営層を巻き込んで課題を可視化したことで、Webリニューアルが単なるサイト制作ではなく、事業全体に関わる重要な経営課題であるという認識が広まりました 。
曖昧だったWebサイトの役割も、「事業間をつなぎ、ブランド価値を潜在層にまで届けるハブとなること」であると明確に定義された上で、短期的なサイト改善と、中長期的なリニューアル戦略の策定を両輪で進めるという具体的なロードマップが描けました 。