IT技術の進歩はすさまじく、ウェブマーケティングにおいては、「なんとかなるだろう主義」のサイト運営では、成果が得られなくなっています。社内に専門部署がないからと制作会社に丸投げしたのでは、事業計画や営業戦略に基づく戦略的運用はできず、成果に結びつきません。
さまざまなステークホルダーが社内外に存在する環境では、組織の意図をくみ取って合意形成し、プロジェクト関係者全員を同じベクトルに向かわせるマネジメント力が重要です。それが「プロジェクトマネジメント」です。 プロジェクトマネジメントが効果を発揮するかどうかは、「組織開発」と「人材育成」の2点にかかっています。
プロジェクトマネジメントが効果を発揮するポイント
- 組織開発
- 人材育成
1.組織開発
リニューアルプロジェクトマネジメントで土台をつくります
企業活動におけるウェブサイトの役割が拡大した結果、リニューアルプロジェクトに携わる社内外の関係者も増えています。ウェブサイトのリニューアルプロジェクトの成否は、ウェブマネージャー(社内のプロジェクトマネージャー)によるプロジェクト管理力に大きく左右されます。
3年から5年ごとのリニューアルの場合、前回に担当した社員が異動、あるいは離職しているケースが多くなります。そのため、リニューアルプロジェクトを経験したことのない別のスタッフが担当者となり、プロジェクトをスタートすることになります。人事異動や離職によって、ウェブ運営に関するナレッジが社内で連綿と受け継がれていないことも、プロジェクトを進める上での重い課題のひとつとなっています。
あやとりでは以下のような手法を用いて、プロジェクトマネジメントを支援します。
- プロジェクト推進体制整備
- チームビルディング
- 会議管理
- 作業管理/時間管理
- 制作会社などへの指示/受け入れ検査
- 品質管理
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サイト運営マネジメントを後方支援します
ウェブサイトの運営業務は、新規構築やリニューアルをおこなう「構築フェーズ」、日々の運営をおこなう「運営フェーズ」の2つに分けられます。
リニューアル構築は一大プロジェクトとなるため重視されがちですが、期間で考えると、業務の大半は「運営フェーズ」です。こちらも疎かにはできません。
運営フェーズにおいて重要なことは、ウェブマネージャー(企業内のウェブサイト管理責任者)が意思決定し、社内の関係者や外注業者と円滑な協力関係を築きながら、主体的に運営することです。「サイト運営マネジメント」とは、ウェブマネージャーが中心となって日々のサイト運営をおこなう際のマネジメント業務です。
あやとりでは、以下のようなサイト運営マネジメントを後方支援します。
- 課題管理
- ウェブサイト運営委員会の開催支援
- 制作会社などへの指示/受け入れ検査
- 年間計画の作成支援
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2.人材育成
「ウェブマネージャー」の育成に力を入れています
企業活動に与えるウェブサイトの影響度は日に日に高まり、BtoB企業が経営効率を高める上で、ウェブサイトの構築は必要不可欠となりました。その結果、経営戦略におけるウェブサイトへの要求事項も増え、さまざまな立場の人がウェブにかかわるようになりました。 もはや、従来の「片手間仕事」や「業者に丸投げのサイト運営」では事業の成果に貢献できません。事業の成果に貢献するウェブ運営実現には、ウェブマネージャー(注)によるマネジメント力が不可欠です。
異動や離職に伴い、社内にウェブ運営に関するナレッジが連綿と受け継がれていないことも、企業のウェブ活用を進める上での大きな課題のひとつです。 あやとりでは、ウェブサイト運営を継続的に改善できるようにするため、社内へのノウハウ蓄積に配慮してプロジェクト遂行します。
(注)「ウェブマネージャー」とは、主体的にウェブサイト運営に関与する企業内の情報責任者のことです。「ウェブ担当者」の呼称が一般的ですが、「高いマネジメント力」が求められることから、あやとりではこう呼んでいます。
あやとりでは以下のような手法を用いて、サイト運営マネジメントを支援します。
- ウェブマネジメント®講座の開催
- ウェブ戦略メルマガの配信
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