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2018年年頭あいさつ――文章力を問われる時代

投稿日: | 投稿者:生田 明子

あなたは文章力に自信がありますか?

お正月は、趣味の乗馬と身のまわりの片づけを除けば、ゆったりと静かな時間を過ごせたかと思っています。静かな時間を過ごせたのは、来客もなく、天気が穏やかだっただけでなく、我が家にテレビがないのも理由だと思います。

かつてテレビがあったころは、習慣的に電源を入れっぱなしにしてしまい、四六時中テレビからの映像と音声が流れていました。しかしインターネットの普及によって、テレビの情報端末としての価値低下を機会に、数年前に廃止してしまいました。やめた直後は静けさに違和感も感じましたが、今ではすっかり慣れました。

その静かな環境でさまざまな人のブログやSNSを読みながら感じたことは、文字情報の正確性とそれを表現する文章力の必要性です。インターネットの普及によって、世の中には本当に多くの文字情報があふれています。政治家や評論家はもちろんのこと、タレントやお笑い芸人までSNSというメディアを持った結果、米国トランプ大統領や元モーニング娘。の辻希美さんなどの事例を出すまでもなく、言質を取り合う「文章力戦争」といっても過言ではない時代になりました。

日本語は「話し言葉」と「書き言葉」の乖離が大きく、正しい内容を読み手にきちんと伝えるために頭を悩ませることがしばしばあります。さらに、話し言葉では、声の大きさやテンポなどのノンバーバルと呼ばれる情報によって相手の状況を知り、こちらの意向を伝えることができますが、書き言葉では、それを文章だけで表現しなければなりません。

仕事でのコミュニケーションが、会議や電話からメールやビジネスチャットツールなどに移行する中、問われるのは文章力です。管理職研修やマネジメント研修に注力している企業であっても、文章力をおざなりにしている会社も多かったことを思い出します。あやとりでは、社員の文章力向上のために研修をおこなっていますが、さらにさらに高めていかなければと感じました。

――そんなことを考えた新年でありました。どうぞ本年もよろしくお願いいたします。

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