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技術動向から考える今後のウェブサイトのありかた

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技術動向から考える今後のウェブサイトのありかたウェブを利用するためのデバイスは、ご存知のとおり今、どんどん多様化しています。2007年の iPhone の登場を皮切りに様々なスマートフォンが普及し、同様にマルチタッチインターフェースを備えたタブレットやファブレットも広く使われるようになりました。PC しかなかったときと比べ「いつでもどこでもウェブにアクセスできる」ようになったと言えます。

さらにここ数年で、ウェアラブルデバイスと呼ばれる、肌身離さず身に付けるタイプのデバイスが登場してきています。Google Glass のようなメガネ型デバイスや、スマートウォッチと呼ばれる腕時計型デバイスなどです。2014年9月に Apple Watch が発表され話題になったのも記憶に新しいでしょう。どの程度普及するかは未知数ですが、「必要なときに必要な情報だけを見る」ようになってゆくかもしれません。

私たち自身の、情報との付き合いかたも、徐々に多様化しつつあります。従来であれば、ユーザーからの具体的な指示 (特定のキーワードを用いた検索など) や操作 (リンクのクリックなど) があって初めて、それに対して決まったフィードバックが返ってくるのみでしたが、Google Now や Apple の Siri といった「パーソナルアシスタント」のように、より柔軟なフィードバックを返す技術 (時には私たちの期待を先回りして答えたり…) も実用化されています。

そして、「モノのインターネット (Internet of Things : IoT)」です。私たちの一挙手一投足が各種デバイスを通じてデータとなってインターネットに流れ、それが様々な形で活用される…という時代を迎えようとしています。

ウェブサイト (ウェブページ) 閲覧の比重の低下

こうした技術動向を見てみると、ウェブサイト (ウェブページ) をブラウザで閲覧する行為は、ウェブ利用の一部に過ぎない、と言うことができるでしょう。今後は一層、ウェブページよりもさらに小さな粒度の情報が流通し、再利用されることが増えてゆくと思われます。また、「IoT」や「ビッグデータ」と絡む形で、小さな情報が有機的に再生成される、といったことも考えられます。

たとえば、カレンダーにある予定を登録していたら、そのイベントに関連するウェブコンテンツがどこからか (たとえば過去にチェックしたことがあるウェブページなどから) 抜き出されて、前日に Google Now に表示されたりということは十分考えられるでしょうし、あるいは IoT によって自分の行動が無意識的にデータ化されて、その蓄積 (行動パターン) が分析されることで、適切なアドバイス (あるいはヒント、おすすめ、お役立ち情報、など) がタイムリーに提示されるということもあるでしょう。

もちろん、より詳しい情報を得たい人はその後、意図的にウェブサイトを見るでしょうから、ウェブサイトの存在意義がなくなることはないと思いますが、多くのケースでは、その手前で用事が済んでしまう (わざわざウェブサイトにアクセスするまでもない) ような気がします。ウェアラブルデバイスのような小さなデバイスで情報が消費されることが一般化すれば、さらに詳しくウェブページを読むかどうかは、その時点でバサバサと選別されてしまう (ふるいにかけられてしまう) のではないでしょうか。

ウェブサイト (ウェブページ) 閲覧の比重の低下は、既に Google (検索エンジン) を利用していても感じることができます。従来は検索結果を並べてユーザーをウェブページにナビゲートするだけでしたが、「ナレッジグラフ」の導入などからもわかるように、検索結果ページそれ自体がユーザーにとっての答え (さしあたっての目的達成) たり得ることをも Google は見据えているように思われます。

大切なのは情報の適切な構造化

そんな時代に、ウェブサイトを作ったり運営する側としては、どう対応してゆけばよいのでしょうか。詳細な情報を得ようとしてウェブサイトまでアクセスする人は少なからずいるので、「ウェブサイトはオワコン」と短絡的には言えないと思いますが、そのうえできちんと意識しておきたいのが、情報の適切な構造化ではないかと考えます。

小さな情報が流通し、再利用され、あるいは有機的に再生成されるためには、あらゆるインターネット上の情報が適切に構造化されていて、情報エコシステムを形成していることが前提になるでしょう。適切に構造化されていない情報は、このエコシステムの中に入ることができず、ますますユーザーに届きにくくなる恐れがあります。

となると、各々のウェブサイトも、そのコンテンツが広くマーケットで再利用 (再活用) されるためには、細部にいたるまで情報構造が適切であることが求められることでしょう。これからウェブサイトを作ったり日々コンテンツを更新する人にとっては、情報を構造化して捉えることが、必須スキルとなると思います。実際のところ、見出し、段落、強調、引用、箇条書き、テーブル、サマリー (図表のキャプション)、メタ情報 …などの適切なマークアップが徹底できていないサイトが、案外多いものです。

今後は、ユーザーがサイトまでアクセスしなくても、何らかの仕組みによって別の場所で、コンテンツがユーザーの目に触れる機会が増えるかもしれない (ひいてはそれがユーザーのスムーズな問題解決に寄与し、結果的に自社のブランド向上にもつながるかもしれない) …そんなことも意識しつつ、適切な情報構造を意識することを習慣化してみてはいかがでしょうか。

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