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なぜホームページで集客できないのか?

投稿日: | 投稿者:生田 明子

この10年でウェブサイトを持たない企業や店舗は減りました。ほとんどの企業が会社案内や店舗案内の機能をもたせたサイトを公開しています。私たちの目から見れば、紙だった会社案内やパンフレットがホームページになっただけで、特別なことはありませんが、そこに投資した社長さんや店長さんには特別な思いがあるようです。

よく聞く話が「理念や思いをデザインで表現した!」「うちの製品のいいところをちゃんと書いた」「成功している(と思われる)同業他社のいいところを真似たから、これで集客できるようになるに違いない!」

果たしてこの思いは、このサイトを情報源として利用するお客様に伝わるのでしょうか?また、同業他社の事例は本当にまねすべき対象なのでしょうか?はじめて作る場合は、まねでもいいでしょう。同業他社を見本とするのは、てっとり早く、とりあえず形にすることはできます。




しかし、ウェブサイトを集客ツールとして使う場合、これでは無理です。断言します。

絶対に無理です!!

ウェブサイトをつくるとき、よく自宅の建設を事例にして話をさせていただくことが多いのですが、唯一決定的に住宅建設と違うのは、施主と利用者が別だということです。

企業のサイトは、社長も社員も使いますが、利用者の大半は現在のお客様だったり、将来お客様になってもらいたい一般の方々です。利用者と施主が異なるというところが大きなポイントです。

ですから、サイト開設運営の目的を設定するところから、お客様にとって、どうあるべきか?自分たちはお客様に何をして差し上げることができるのか?という視点でサイト構築プロジェクトをスタートさせなくてはなりません。

社長や店長の思いだけで、かっこいいデザイン、奇抜な動画、イメージだけ演出しても、それはマスターベーションでしかなく、行き過ぎれば自意識過剰というものです。集客に使うという目的があれば、集客するためのさまざまな方策を織り込み作っていかなくてはなりません。Flashでショーを見せたところで、お客様はショーを見に来ているわけではないのです。

お客様は、たいていの場合、問題解決、悩み解決のためにウェブサイトを情報源として使っています。具体的にサービスを探す、商品を探す、手段を探す、いづれも自分に起きている「困った!」を解決したくて、サービスや商品、情報を探しているのです。そこの根本を見間違うと自意識過剰な押し付けのコンテンツを盛り込んでしまうのです。

御社のサイトは、お客様にとって、未来のお客様になっていただくための必要十分な情報を提供していますか?

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