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SEOの電話売込みって!?

投稿日: | 投稿者:生田 明子

毎日のように、東京の業者から「SEO強化」の営業電話やメールが届きます。

当社のメイン事業がウェブコンサル、ウェブ制作、SEOの専門家であるということを調べずに売り込んできます。おかげさまで、彼らがどんな手法で営業しているか身を以て研究できます(笑)

しかし、多くの電話は、ただ単に入手したリストを基に、ローラー作戦で順番に電話しているだけで、その企業さんの業界の慣習やマーケットの状況など個別に分析して売り込んでいるわけではありません。汎用化された一元的なSEO手法を売りこんできているだけです。

企業サイトのおかれた立場は千差万別で、どの業態にも共通で使える魔法の薬はありません。BtoC(B2C=一般客向け)、BtoB(B2B=法人向け)でもユーザの特質は違いがありますし、個別の業界、業態、リアルの営業手法との関連性でも違ってきます。

「【浜松 歯科】というキーワード広告枠があと二枠だけ残っています」

彼らは決まってそんな決め台詞を言って売り込んできますが、浜松市内の歯科医さんにとって、地域名+業種 としての【浜松 歯科】はとても大きな需要のある検索キーワードですが、果たして投資していいのでしょうか。

Googleのツールで調査しますと、このふたつの組み合わせでの月間検索数は8100回あります。
【浜松 歯科】のような複数のキーワードをスペースで区切って検索する仕方を2ワード検索(読み方:ツゥーワード検索)といい、特に地域名との組み合わせは対象の絞り方には有効で、地域に密着した営業を行っている企業にはSEOの対象キーワードとして、特に押さえたいものになります。

しかし、【浜松 歯科】で検索する人の中には、たとえば

・来春、歯科専門学校を卒業して、歯科医に勤めようかと思っているリクルーター
・歯科医に機器や必要な消耗品を納入したい専門業者
・歯科医に広告を出してもらいたい地元タウン誌などの広告営業会社
・歯科医にもっといい場所での開業を進める不動産会社
・東京の浜松町付近の歯科医を探す人

のような様々な人も含まれていて、浜松市の歯科医の顧客である患者さんばかりが検索しているわけではないのです。歯科医が集客したいのは、あくまでも患者さんですから、浜松市内の患者さんに探してもらえるキーワードでSEO施策を施さなければ、投資は無駄になってしまいます。

では、歯科医にとって、どんなキーワードが集客できるのでしょうか?
ここからが、私たち「戦略的ウェブサイト構築集団あやとり」と名乗る私たちの腕の見せ所です。

町の歯医者さんを探すとき、みなさんはどうしますか?
職場で

「腕のいい歯医者さんを教えて!」
「遅くまでやっている歯医者さん知らない?」
「土曜日もやっている歯医者さんは?」

そんな風にして情報を集めますよね。検索エンジンを使うときも同じです。

「浜松 歯医者 口コミ」
「浜松 歯医者 土曜」
「浜松 歯医者 夜間診療」
「浜松 矯正歯科 休日診療」
「浜松市 歯医者 口コミ」
「浜松市 歯医者 土曜」
「浜松市 歯医者 夜間診療」
「浜松市 矯正歯科 休日診療」

歯医者、歯科医、歯科、矯正歯科、インプラント、審美歯科・・・・

歯医者さんを探すキーワードとその組み合わせは相当数出てくることがお分かりいただけますでしょうか?
どのキーワードにどれくらいの月間検索数があって、さらにそこから本気度の高いお客さんいえ患者さんはどれくらいいるのか・・・・

そこを調べずに投資すれば、空振りになる可能性があります。

ここを私たちは「魚群探知」と言っています。魚を取るのに、魚の好物のエサ、漁場を調べずに網を仕掛けたり、釣竿を垂れる人はいません。

SEOはまさに、「巻き網漁業」か「一本釣り」ですべきであって、あてもなく「底引き網」を仕掛けて根こそぎとる方法では資金が持たないのです。

SEO業者は「底引き網」を勧めて、膨大な資金を投下させようと売り込んできます。自社の予算を有効に使うには「魚群探知」が必要であることを理解していただければ幸いです。

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